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こんにちは!
シリーズでお届けしている子供を産むタイミングについての記事。最終回の今回は『専門医取得以降』について考えていきたいと思います。
恐らく女性医師の出産について全国統計をとってみると、専門医の取得以降の出産が一番メジャーなタイミングなのではないでしょうか。
おおよそ32〜35歳もしくはそれ以上の年齢で子供を産むことについて考えていきたいと思います。まずはメリット・デメリットから。
この年代は、仕事に対して出産前に ある程度ウェイトを持って精進してくる分、臨床能力や研究の成果などが出揃ってくるタイミングかと思います。
子供がいると本当に休みが多くなり、時間にも制限が出て、仕事に集中するのが難しい可能性もあります。なお、妊娠中は無理のない範囲であれば、妊娠前と同ペースで働ける場合もあります。
続いて、理想的なケースについて少し考えてみます。
case.1
『初期研〜医師3,4年目迄に結婚 専門医を取得 医師6, 7年目で出産
生理学的にも妊娠しやすい年齢のうちに…という感じでしょうか。そして周りの男性もこのくらいですと独身の人を探しやすいですよね。
都心部ではこのペースで出産すると、むしろ非医師の女性と比べ若いママである傾向かもしれません。
子供が2人以上欲しい!と考えている人は、その後のキャリアも考えるとこの辺りが理想的かもしれません。
case.2
『専門医を取得後に医師7, 8年目で結婚
医師10年〜15年目で出産』
結婚を前提にお付き合いしている方がいるのであれば、これくらいがいいかもしれません。
仕事も頑張ってきたし、さぁ子育てだ!とギアチェンジしやすいかもしれないですね。
経済的にも貯蓄や余裕があるかもしれませんし、ここまでのキャリアがしっかりしていれば例え週2〜3日の非常勤生活でも困ることはないでしょう。
子供を産むと大変貴重になってしまう、夫婦2人の時間も存分に楽しんだ上で、子供を迎えるという選択肢も大いにアリかと思います。
色々な先輩後輩ママさんたちを見て思うのが、どのタイミングでも仕事との両立は大変で、その悩みの種類が違うだけなのかなと思います。
自分がこれなら許せる。という納得できるポイントがありますように…
ただ授かりものではあるので、うまくいくことばかりではないかもしれません。
今後は不妊治療も保険診療に入る動きもありますし、皆様がそれぞれの納得のいくタイミングで家族計画をたてられる事を心から願っています…!
instagram始めました♪Drママエッセイを連載させていただきはじめて、改めて皆様にお伝えしたい情報を考えると、多岐にわたることに気がつきました。
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