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履歴書に非常勤先も書いた方がいい??

転職時や紹介会社への登録時に必要になる履歴書。実は履歴書の形式は決まってないことが多いです。(面接先によっては所定の履歴書が用意されている場合もあり)

履歴書は、単に経歴を紹介するものではなく、自身をアピールする1つの手段にもなります。そして、今回のテーマ「履歴書にこれまでの非常勤先も書いた方が良いのか」という点で考えると3つの視点があります。こちらについて今回は説明したいと思います!

1.職歴が少ない場合は記載すべき

医師になって数年で結婚・出産等により退職された場合、自ずと職歴も少なくなります。そうなると、履歴書の職歴欄は良く言えば綺麗、悪く言えばスカスカな状態だと思います。職歴だけではその方の実力は測れませんが書類審査や面接で実技がない以上、それは印象に影響してきます

また、ある程度の年齢を重ねた医師だと前述の部分は「綺麗」と捉えてもらいやすいですが、まだ若い医師では悪い意味に取られる可能性も否めません。以上の理由により、非常勤の経験も記載することをオススメします

2.紹介会社への登録時は記載すべき

紹介会社は医師の経歴も確認した上で紹介先の医療機関を提案してきます。また、医療機関側へ医師をアピールする際にも経歴を使います

昨今では、登録時に直接面談したり電話さえも行わないケースが増えてきていますので、そうなると紹介会社側が医師をアピールする際に使う手段としては経歴への比重は大きくなる傾向にあります。手間かもしれませんが、非常勤先も一緒に書いておいた方が経験豊富な医師とは何してもらえる可能性が増えます。(紹介会社へ登録する際も履歴書の形式は不問のケースが多いです)

3.希望先の求める人物像により検討

例えば勤務を希望する医療機関がクリニックで、ご自身は大学病院での経験しかない場合は、クリニックの非常勤経験(があるなら)履歴書へ記載すべきです。一方で、他大学の医局やバリバリの急性期病院を希望する場合は、クリニックの非常勤経験は記載しなくても良いと思います。(幅広い対応ができるという点ではアピールになると思いますが)

ようは、希望先がどんな人物を求めているかを考え、それによって記載すべきか否かを考えるという方法です。特にママさんの復帰時にはクリニック勤務を希望するケースが多いと思います。クリニック側は患者さんとのコミュニケーションを重視する担当者が多く、非常勤での経験は先方の安心材料の1つになり得ます。

履歴書は保存しておきましょう✏️

子育てや家事をしながらだと、履歴書を作成するのもなかなかの手間ですよね。先述したように履歴書は書式の指定がないケースが多いので、転職活動が終わっても手元に取っておいた方がまた何かあった時に便利です。PCで作ってしまえば保管する手間はほぼ無いも同然です。終わったからいいやーと安心せずに是非残しておいてくださいね!

履歴書もうまく活用して職探しを有利に進めましょー!!