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現役ママDrが実践!「職場での処世術」

こんにちは!

診療科によって職場に子育て中の女医が沢山いると言う場合があります。そんな時に、職場での身のこなしが大変重要になります。私なりの職場での処世術についてまとめてみました!

「女の敵は女の敵」と言うくらい、あの人に嫌われたらやり辛いもしくは実際にお辛い思いをされた方もいると思います。あるいは、残業や当直を請け負ってくれている男性医師から冷ややかな言葉を浴びせられたり。。。

こんなに頑張って家庭と仕事とやっているのに、茨の道だ!!

って全てを投げ出したくなる時もありますね。わかります。みなさまに、少しでも日々の診療の中でその様な悪い芽を積んでいく、心がけのエッセンスをお送りします。

ママの第一歩。妊娠どう伝える?

日々の業務に透視・放射線を浴びる業務』がある場合は妊娠発覚後いち早く上長に伝えましょう。

妊活中の人は、少しケアしたい、と言う場合もあるかも知れませんが、妊娠初期の方が催奇形性のリスクが高い事はご存知だと思います。

外来業務だけで放射線を浴びるタイミングがない、と言う方は安定期に入ったら、などご自身の都合にあったタイミングで良いと思います。

職場の絶対的人数が少ない場合などは、代理を立てる必要もあると思いますので、早めに伝えるに越した事は無いと思います。

それから、目安で構わないので復職時期も伝えると良いでしょう。復職時期に関しては色々な事情で変わる事もあると思いますし、その時は改めて相談すればいいと思います。

職場で日頃から気をつけている事

公式行事が判明したらすぐに伝える

→子ども関連の年間行事の予定表が渡されたら、その足で上長に有給のお伺いを立てる。が私のモットーです。仮に行事が中止になり、勤務可能になったら後から言えばいいのです。

「当たり前のこと」をちゃんとやる

→朝のバタバタ後、職場到着時はもうへろへろです…。そんな中でも、院内での対応、挨拶、笑顔、一つ一つ丁寧に、真摯に向き合うことを心がけたいと思っています。このような姿は好印象に繋がります。「忙しくて不機嫌」「コメディカルや患者さんに高圧的」になることは避けたいところです。

実践できているか、と言うことはさておき(笑)イメージだけでも持てると違うかもしれませんね!

医者は大学を出たらすぐに先生と言われ、基本的社会人のイロハみたいなものは、学生時代に体育会でもやっていない限り、おもてなし研修もないですし、持ち合わせていない人が多いかもしれません。

偏差値が高くても、対人コミュニケーションの取れない研修医さんなどごくたまに見受けられるのが残念です。そんな先生も膨大な知識があったり、話してみると根はいい子だったりするのですが…。
他業種の友人の話などを聞いてみるのも、いいかもしれないです!

困った時に頼れるのはママ女医!

→前述のことは大切ですが、ずーっと気を張るのも疲れます。『家でこんなことがあって〜どう思います?有り得なくないですか?先生はどうですか(でしたか)?』などと、子育て中の女医さん、コメディカル(世代問わず)に話して少しずつガス抜きするのが好きです。(もちろん診療に差し支えのない範囲で…笑)

女性という生き物は共感してもらえると安心しますし、意外な角度からのアドバイスや解決法が見つかる事も!

\出勤時に出来ることを最大限に/

家でも時短時短…病院にいる時間に出来ることを最大限に!なんて言われても無理〜かもしれません。私も書きながら少し息切れしてきました(笑)

完璧にできなくてもいいんです。

出来る仕事を最大限に行おうとしている姿勢、は見せましょう。自分の手が空いたら他の人を手伝う。どんな小さなことでもいいです。一日一善です。自分がした事はどこかでいい形になって返ってくると信じて精進したいと思います。

いずれにせよ、無理は禁物です。

精神的・体力的に辛い時は無理せず早めに相談や休むことも考えましょう。無理しすぎず、でも今の自分に出来る事は何か、バランスを取るのが大変難しいですが、手探りでいけるといいですね!