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よくある相談の交渉難易度~常勤編~

以前、非常勤の交渉難易度についての記事を投稿しました。

本日は常勤編について考えてみたいと思います!常勤に関しては非常勤よりも「経歴や状況による」要素が強いので個人的見解を中心にご紹介します。予めご容赦ください!

給与UP

大きく分けると①法人規定により給与が厳格に決まっている②厳格に決められた給与はなく決裁者の裁量で給与を調整できる③法人規定により給与は決まっているが手当て等で調整できる、という3パターンの医療機関が多いです。①の場合は、キャリアや勤務日数・当直等により給与が決まっているのでほぼ調整の余地がありません。希望する医療機関が②か③の場合は、給与UPの交渉余地ありです。

時短勤務

通常の時間からどれ位の時短を希望するか、によっても難易度は変わってきますが、法人によって○か×が結構はっきりしている交渉事項でもあります。時短OKの法人は最初から求人概要にその旨が書いてあるケースも多いです。また、通常は時短NGですがどうしても欲しい診療科・状況の場合は検討してくれる場合も。時短可能か否かは希望時間を添えてエントリー時に伝えることがおすすめです。

当直の有無・勤務日数

こちらも時短勤務と同じくOKかNGか法人によってはっきりしている部分です。今は当直免除の求人も多いですが、勤務後の居心地の良さを考慮すると、先方の当直当番状況(中には非常勤でまわしている法人も間々あるので)は確認したほうが良いかもしれません。なお、時短もそうですが、当直免除や勤務日数減により年収が下がる法人も多いので予めご注意ください。

役職付き入職

ママさんDrでご希望される方は少ないかもしれませんが念の為…。前述した給与UPの①のような法人だと、役職についても「医歴何年以上」と決まっているケースが多いです。②③の場合だと、ある程度の医歴や資格をお持ちなら診療科長・部長は交渉しやすいです。ただ、クリニックの管理医師求人以外は、副院長以上となるとかなり交渉は難しくなります。

子供関係のお休み

毎週や毎月など定期的な休みや長期休暇ではない限り、面接時の質疑応答で相談する程度で問題ないと思います。よっぽど休みが多くなりそうな場合以外は、常勤は非常勤ほどは休みについて難色を示されることはない印象です。

育休産休について

すでに妊娠中の場合は別ですが「将来的な話」については、お互いに不透明な部分かと思いますので、こちらも面接時の質疑応答で尋ねる感じで良いと思います。その際に、育休産休の実績や現在取得しているDrがいるかも伺えると◎。「看護師については~・・・」と答える法人もあるかもしれませんが、Drの場合でも有効かはしっかり確認しておきましょう。

先生の気になる項目はありましたでしょうか?100%理想通りという職場はなかなかないと思いますが、ご自身の優先したいことを明確にした上で職探しに臨んでみてくださいね♪