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給与交渉「前職の給与って正直に言った方がいい?」

今日はちょっとお仕事な話です。

医師のみなさんは転職するときに給与交渉が発生するケースが結構あります

ママさんDrご本人の転職時や旦那さんがDrの場合は、関わってくるお話です。

給与交渉の際に「現職の年収は〇〇○○です」という話の流れにもなるかもしれません。

その時、現職の給与を正直に言うべき?それとも少し多めに言った方が給与UPされやすい?

こんな事を、ふと考える先生もいるかもしれません。

結論から言うと正直に言った方がいいです。

なぜかというと前職の給与は入職後に先方が知ってしまう可能性があるからです。

どこで知られてしまうかというと「住民税」と「源泉徴収票」です。

住民税

住民税は普通徴収と特別徴収があります。

普通徴収は自分で納付し、特別徴収は給与からの天引きになります。

特別な理由がない限り、雇用者は特別徴収になります。

天引きされた住民税は法人から支払うことになりますので、個人がいくらの納付額か法人側は知る事になります。

住民税は前年の所得によって決定するので、前職の大凡の給与が分かってしまうのです。

ただ、住民税は「ふるさと納税」をしていると、その分がマイナスされるので正確な把握は難しいですが、決定的に分かるのが「源泉徴収票」です。

源泉徴収票

毎年、1月~12月分までの収入について、法人で年末調整を行うか、自身で確定申告を行う必要があります。

1月以降に前職の給与が振り込まれた場合、新しい勤務先に源泉徴収票を提出することになります。

(ご自身で確定申告を行う場合は別ですが)

源泉徴収票には、総支給額が記載されているので、前職の給与が分かってしまいます。

(ただ、ボーナスの支給時期によっては月収分しか分からないケースも考えられます)

あとは、医師の世界は狭いので、医師同士の繋がりでバレてしまうケースもあります。

少額だと先述したように新しい勤務先には知られない可能性が高いですが、あまりにも乖離が大きいとバレてしまうかもしれません。

ご自身の印象を損ねることにもなりますので、給与は正直に言った方が無難です。