皆様こんにちは。
今回は、転職を考えるタイミングについての記事です。
ママ目線の転職について考えをシェアさせていただきます!
転職や退職を考えるタイミング、悩ましいですよね。
子育てしながら、自分のペースで働き続けることの出来る最高の職場に出会えて、そこに腰を据えることができれば一番理想的です。
ですが、医療界でもそうでなくとも、人材の異動があったり、病院(会社)の方針が変わったりなどで、一つの施設にずっといることは難しいこともあります。
そこで今回は転職・退職のきっかけについて取り上げていきたいと思います。
タイミング①「出産」「子供が増えた」
これは容易に想像がつくと思いますが、子供がいるのといないのとでは生活がガラリと変わります。
子供を産んでみて、今まで自分は子供が好きなタイプではなかったのに、我が子が可愛くて、たくさんの時間を子どもと過ごしたくなった。はたまた、子供は好きだと思っていたけれど、やはり自分のキャリアも大切にしたいなど、さまざまな意見があると思います。
ポイントは・・・
出産を控えていて、育児休業給付金を貰いたいのであれば、転職をしてから産休に入るまで一年経過することが確実です。
転職して勤続〜ヶ月などの支給の要件が必ずあります。
制度も変化していますので、非正規でも給付金が出るようになったりなど最新の情報は厚生労働省のホームページなどをご参照ください。
また給付金は主たる勤務先の給与の3分の2(半年を過ぎたら2分の1)なので、主たる勤務先の給与がそれなりにあることが望ましいでしょう。
詳しくは産休育休編に記していますが、給付金には上限があります。
ちなみに令和4年7月末迄ですと、
- 賃金月額の上限額:45万600円
- 支給月額の上限額:30万1,902円(22万5,300円)
となり、毎年8月に改訂されているようです。
気をつけていただきたいのは大学時短勤務などで、基本給が極めて低い方の2人目以降などです。
数々の友人の悲鳴を聞いてきました。
将来的な出産を考えている方は、こちらの額を目安にした転職も視野に入れるといいかもしれません。
タイミング②「人間関係」
ただでさえ、子育てと生活と仕事でストレスフルなのに、職場でもモヤモヤを抱えながら生きていくのは辛いです。
居づらい空気を感じたら、転職活動を始めるきっかけです。
転職に至らなくても、転職活動をするのは自由です。数多くの医師の人材派遣業者さんを見て、相性が良さそうなところに相談してみるのも良いでしょう。
タイミング③「資格取得に向けて」
子供がある程度 手が離れた、もう一度勉強したい。一度諦めていた専門医に挑戦したいと思う。といった動機がある場合、今いる施設では限界があることもあるかもしれません。
また、専門医を目指す環境では仲間が多ければ心強いもの。ただでさえ自学の時間が限られるママですから、周りの力も借りましょう。
さらに、今の診療科が子育てしながら続けるには限界を感じる場合などは、転科も含めて視野に入れた転職も選択肢の一つでしょう。
いずれにしても早めに動くことが吉です。
そして残りの有給の計算を忘れずに!
思ったよりも有給消化し切れておらず、毎年持ち越して驚くほど溜まっていた場合、転職前にまとまってとれるのか、計画的にバラバラでも取っていくのか、よく考えて、上司に早めに相談することが良いでしょう。
以上、ママ女医が考える転職のタイミングについてでした。
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