
こんにちは!
本日は医師として働く上で、産休・育休の取り方のポイントのご紹介です。そろそろ子供が欲しいなと考えている方にも参考になる内容ですよ!
そもそも産休/育休って?
産休育休とは簡単に説明すると下記の通りです。
〈産休〉産前6週~産後8週迄の約3ヶ月半を休業できる。産後6週以降は本人が請求&医師の許可があれば戻れるのでその場合は3ヶ月です。
〈育休〉子供が1歳になるまで休業できる。
参照: https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/31.pdf


大学からの派遣などで雇用が切れるタイミング、もしくは転職したばかりなどはお気をつけ下さい!
産休育休の機会を逃してしまいます。
復帰した方がお給料が入る?
いやいや、嫌がる子供を叩き起こして朝早く保育園へ連れて行き、子育て真っ最中は病院に到着する頃にはクタクタです。
そして日中も働いて、お熱で呼ばれたらすいませんと言いながら早退したり…
なかなか回ってこない病児保育を待たなければならならかったり…
年老いた親を長時間拘束する羽目になったり…
ここには書ききれません!!
しかし、子供を預けて働いているほうが、自分のペースも保てるし、気分転換になるかもしれません。その意見も一理あります。
話を戻します!
続いて育児休業給付金についてです。

と言うことは、産休に入る前はそれなりのお給料があると理想的です。
もちろん切迫早産や悪阻など様々な事情はあると思うので、妊娠中は無理のない範囲でやりましょう。
ベースとなるお給料が低いと、貰える額が10万円を切ってしまうことも…
この休業開始時賃金日額の30日分(つまり月額ですね)の上限が456,300円なので、働きすぎると上限をオーバーしてしまう可能性も!
とにかくメインとなる雇用元での賃金月額が45万円程度だと育児休業給付金が満額もらえそうです。
そして、育児休業給付金がもらえる期間です。

基本的には子供が1歳に達する日の前日までが対象期間です。
保育園の申込み後に待機児童となった等の理由があれば1歳6ヶ月まで延長、
さらに1歳6ヶ月の時点でも同上であれば2歳まで延長されます。
参照ページはこちらから
これは利用しない手はありません!!
筆者は1人目の時は一刻も早く現場に戻りたくて、産前産後休暇後まもなく復職してしまいましたが、2人目になるとあえて人気園へ一択で申し込み、待機児童を取りに行き延長しました。
待機児童以外にも色々と伸ばす理由は他にもあります。詳しく知りたい方は、参照ページの「4.支給対象期間の延長について」をご覧ください。
思い返すと1人目の時の乳児期の思い出が少なく、もう少し時間をとってあげられればなぁと悔いたのでした。
自治体の保育課での保育園申し込みの時に、
「育休伸ばすのであれば、ここが激戦だからここ第一志望にしたらどうですか〜」
と自治体側も慣れた様子でした。
もう1つ!
ネットで検索すると自分がいくら育児休業給付金がもらえるか簡単に試算が出来ます。
そこで知ったのは「社会保険料免除」実は結構これも大きいのです。
2年休むと雇用形態によるかもしれませんが、100万円以上免除となるケースも。
働かなくても給付がもらえる、社会保険料も免除になる。
提出書類は多くて煩わしいですが、そこをグッと我慢して、ステップを踏めばお休み中の臨時収入でお財布も喜びます。
給付は2か月に一度、2か月分となるので、毎月給付ではないという点はご注意を!

育児休業給付金の有り難さを知ると、もう1人産もうかなと言う意見もチラホラ…。
昨今はパパママ育休プラスという制度も追加され、少子化の歯止めに貢献できる要因になってくれると願います。