非常勤は常勤よりも契約終了になる可能性がどうしても高まりやすいです。
もちろん、「常勤が入職するから」や「経営判断の結果」などやむを得ないケースもありますが、なかには残念ながらご本人が原因のものもあります。
しかも、それはけっこう直せることです!!
でも、人に言われるとちょっとムッとしてしまうことってないですか?
今回は、退職案件になりやすい理由をご紹介します。当たり前のことばかりですが、予め意識しておいて不本意な退職を減らしましょう♪
なお、今回ご紹介する理由は「ママさん」に限ったことではありませんので、お含み置きください。
欠勤が多い
非常勤は人が不足している枠に即戦力として雇用しているケースが多いので、欠勤は退職事案に直結しやすいです。
これは男性Drのお話ですが、常勤先の都合で非常勤の欠勤が重なってしまったケースでも雇用側から退職の話が出ました。(実際に退職になりました)
常勤先(医局含む)が理由の欠勤は残念ながら正当な理由にはなりません。
特に急な欠勤が重なると雇用側の信用度を下げやすいので気をつけましょう。
遅刻・早退が多い
欠勤と同じく勤怠関係は退職に繋がりやすいので気をつけましょう!
例え当直でも、常勤先を理由に遅刻や早上がりが続くと雇用側は嫌がります。
また、なかには診療開始には間に合っているのに、ギリギリに出勤することを雇用側が良く思わないケースや、予約制の診療で予約が終了したので帰宅していたが、雇用側からすると契約時間までは居てほしいと思っているケースもあるので、思い違いがないよう事前に確認したほうがベターです。
患者さんから評判が悪い
患者さんに暴言を吐くケースはなかなか無いとは思いますが、患者さんから診察態度でクレームが続いたり、手技的な部分だと例えば内視鏡だと患者さんが苦しそうにしている、などは退職案件になりやすいです。
ただ、いずれも雇用側から話を聞くと、丁寧に患者さんに対応していれば防げるケースというのが多いです。全患者さんに終始丁寧に接するというのも難しいかもしれませんが、ワンポイントだけでも気をつけてやってみると違うと思います。
スタッフから評判が悪い
意外と多いのがこちらの理由。スタッフへ暴言を吐く、スタッフからの依頼を断る、などは雇用側からは嫌がられやすいです。特に非常勤勤務だと、スタッフ側(正社員)を優先されてしまいがち。
また、女性の先生は大丈夫だと思いますが、見た目の清潔感が無い(フケが多い、加齢臭など体臭がきつい)ケースも退職に繋がりやすいので気をつけましょう。
診察に不安な点が多い
「こちらの先生はスキルが無いので」という理由よりも実は多いかもしれないのがこの理由。特にご高齢の先生で発生するケースが多いです。
不安な患者さんについては独断で診察せずに相談するようにしたほうが無難です。また、見落としも退職案件になりやすいので、これまた不安な患者さんは他の常勤Drに相談しましょう。
本日は、退職につながりやすい事案についてご紹介しましたが「当たり前でしょ!」と思われることばかりだったかもしれませんね。
でも、実は出来てないケースもありますし、誤解からそう判断されるケースもあるんです。
また、別の機会ではこちらの事案を防ぐ方法についても皆さんに共有したいと思います!!