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〈東京〉待機児童のピンチなら!ベビーシッター補助金も要チェック!!

産休後の子どもの保育所が決まらないと、なかなか仕事復帰の予定も立てにくいもの。

しかも、保育園の入園可否は認可保育園だと年明けの2月前後に決まる自治体も多く、不安も募るもの。

待機児童の可能性が拭えない場合は、お住まいの自治体のベビーシッター補助金事業もチェックしておくと、保育園に落ちた時も速やかに次の動きができるかもしれません

(こちらのページは東京都福祉保健局のベビーシッター利用支援事業〈ベビーシッター事業者連携型〉を参考に作成しています)

東京都ベビーシッター利用支援事業とは

対象者は、①0歳~2歳児の待機児童のご家庭と、②保育所の0歳児クラスに入所申し込みをせず、1年間の育児休業を終えて復職するご家庭(0歳児クラスの年度途中での保育を希望しているご家庭)です。

②の場合は復職日以降であれば利用できます。

こちらの制度を利用すれば、子どもが保育所等へ入園が決まるまでの間、東京都の認定を受けたベビーシッター事業者を1時間150円(税込)で利用することが可能となります。

自治体によっては所得制限等の条件を上乗せしている場合がありますので、まずはお住まいの自治体のHPをチェックされてみてくださいね。

対象地域は?

現時点(2021年8月)での対象地域は、新宿区・台東区・大田区・渋谷区・中野区・北区・荒川区・板橋区・葛飾区・江戸川区・三鷹市・府中市・国立市・福生市・狛江市・東大和市・武蔵村山市です。

以前ご紹介したベビーシッターの記事内の自治体よりも対象地域は多めです。

なお、問い合わせ窓口は下記の通りです。

利用可能時間帯もたっぷり!

こちらの制度の対象となる時間帯は月~土曜日の午前7時から午後10時迄です。利用できる保育時間は(A)保育短時間認定(B)保育標準時間認定かで変わってきます。

(A)だと、1日8時間まで かつ 月160時間まで1日11時間まで かつ 月220時間まで利用可能です。

美容など終了時間が比較的遅い勤務先の場合は、むしろベビーシッターサービスのほうが使い勝手が良い可能性もありますね。

保活と一緒にベビシタ活も

保活を行う時は区・市役所のHPを確認したり、お電話や訪問をすることもあります。

こちらのベビーシッター支援事業も問い合わせ窓口は近いもしくは同じケースが多いので並行して動いておくと、実際に待機事業になった時にもスムーズです。

なお、利用できるベビーシッターの会社(認定事業者)も事前にチェックしてみてくださいね。

利用時の注意点

ベビーシッターの利用料は1時間150円ですが、その他の入会金やキャンセル料、交通費などは自己負担となります。

また、食事の調理はお願いできず(電子レンジで温める程度は可)、37.5度以上の発熱などの体調不良時は利用できませんので要注意です。

なお、保育場所は自宅だけに限り職場はNGとなります。(お散歩や外遊びはOK)

申請や利用までの詳しい流れは、ベビーシッター利用支援事業の令和3年度 利用案内パンフレットが分かりやすくて便利です。

子どもの預け先が見つかるかなぁという不安は仕事復帰を考える以上は多かれ少なかれ発生する問題です。

気になる方はぜひチェックされてみてくださいね。