コロナによる緊急事態宣言が行われたのが、約1年半前。今もコロナの影響はいたる所で大なり小なりありますが、コロナの流行初期は現代に突然として訪れた疫病に、不安や不透明感を感じた人が今よりとても多かったと思います。
コロナ渦でも医師の必要性に変わりはませんが、診療科や業務内容による偏在は、とても大きいものがあったと思います。
例えば、外来求人。医師求人の定番でしたが、2020年は外来求人の数がぐっと減ったと思います。
それから、小児科や耳鼻科や健診の求人も影響を大きく受けたと記憶しています。
影響が少なかったのが、美容求人と訪問診療の求人。訪問診療に関しては、元々そんなに人気のあるカテゴリーではありませんでしたが、非常勤求人なんかは、これまでには考えられない程の応募があった法人もありました。
あと、コロナ以後に発生したのが「コロナ病棟専従」の求人。こちらは、まさにコロナの影響を受けての求人ですね。（お給与もやはり良いほうです）
現在では、コロナによる医師求人への直接的な影響も落ち着いてきましたが、今後また新たな厄災や経済悪化により影響等もあるかもしれませんので、今回のことを参考に自身のキャリアや、医院の戦略検討に生かしたいものですね。
（もちろん、そんなことがもう起きないのが一番ですけどね！）