転職やアルバイト探しなどで、利用する機会も多くなってきた「人材紹介会社」。
10年以上前と比較すると、医師の人材紹介会社の数は何倍にも増加しています。
人材紹介会社は労働局(厚労省)が管轄認定する有料職業紹介の免許が無いと実施できませんが、新たに医療・介護・保育分野における「適正な有料職業紹介事業者の認定制度」という認定事業がスタートしています。
こちらの認定制度の目的は、あらかじめサービスの内容や品質、その費用等についての概要を知ることができ、その上で適正な事業者を選択できるようにすることを通じて 、医療・介護・保育分野における人材確保及びマッチングの質向上に貢献することを目的として発足された認定制度です。厚労省委託事業 医療・介護・保育分野における「適正な有料職業紹介事業者の認定制度」HPより
https://www.jesra.or.jp/tekiseinintei/outline/gaiyou/
こちらの認定制度を紹介会社が取得するためには、手数料の公開、相談窓口の設置、紹介者への2年以内の転職勧奨の禁止、転職お祝い金の禁止などが設けられています。制度の目的として、医療機関側・医師側が安心して利用できる紹介会社を明確化していこうという意図もあるかと思います。
なお、すでに認定されている事業者については、認定制度のHPにて公開されています。医師は現在は16社です。
その他の会社はHPよりご確認ください!
こちらに掲載されているので、必ず理想通りの紹介会社であるという保証はできませんが、こちらの認定制度を取得するには先述したように細かい規定があり、しかも認定は3年更新なので、紹介会社を選ぶときの一定の目安にはなるかもしれません。
今後、紹介会社を利用するご予定がある先生はよろしければチェックされてみてくださいね!