
こんにちは!
前回はママ医師目線で保活の基本と認可園についてご紹介しました!今回は「認証園・認可外」の保育施設について取り上げたいと思います。
そもそも認証保育所とは?
認証保育園は東京都独自の制度で、国ではなく東京都が自治体として認証した保育施設のことです。
国の規定からは外れるという点で「認可外保育園」ではありますが、東京都が独自に定めた基準を満たして認可され「認証保育園」となっています。
認証保育園は、マンションやビルのフロアを間借りしていたり園庭がない場合も多いです。
あと、2歳までしか在園できず、以降は系列園や別の保育園、幼稚園などへの移動が必要な認証保育園もあります。
認証保育所の申し込み方法は?
認証保育所については、申し込みは自治体を介す必要がない場合がほとんどです。
新年度の入園の場合、11月頃にはじまる認可保育園の申し込み前に、受付けを行っているケースもあります。

私はボーッとしていて、認可園の申し込み後に慌ててリサーチしたら「○○人待ちです」と言われて出遅れた経験があります。
出産予定日が分かった時点で(!)問い合わせをするママもいるようです。
何人キャンセル待ちであろうと、2月頃に出る認可保育園の入園結果によっては辞退する保護者がいて繰り上がることもあるので諦めずに申し込みましょう。
また、認証保育所でも生後57日前後から受け入れてくださる施設もあり、一刻も早く預けて職場復帰をしたい場合はまず認証に預けてしまうのも一つの手です。
そうすると、嬉しい特典として次年度の自治体の申し込みの際の基本指数の加点をゲットできます。
また、認証保育園は認可保育園ほど在住の要件が厳しくないので、在住している自治体以外の認証保育所であっても、受付は申し込み順次第という場合もあります。
気になる認証保育園があれば早めに確認しておきましょう!
認可外保育施設って?
認可外保育施設は、ベビーホテル・駅型や駅前保育所など、ユーザー(保護者)のさまざまなニーズに合わせた施設です。一般的には「無認可保育園」というと皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか。
東京都の場合だとこちらのホームページにまとまっています。
このリストの中にも都の認証を受けた(認証保育所とややこしいですね…)施設があるんです!
ページを少し進めると『指導監督基準を満たす旨の証明書交付施設一覧』があります。
この中には単にベビーホテルや無認可というよりも、インターナショナルスクールや知育に取り組むようなプレスクールタイプの園もあります。
もちろん、そういった施設は費用もかさむのですが…
さらに読み進めると次の記載があります。
『また、区市町村によっては、証明書が交付されている施設を利用している保護者に対し保育料補助を行っている場合があります。詳しくはお住まいの区市町村にお問い合わせください』
\ ここが重要です👆/
自分の住んでいる自治体で待機児童となっていて、このような認可外保育施設をやむを得ず利用する場合は補助金が出るケースがあるのです。
入園料が高いなぁーと思うところも補助金が出れば選択肢に入れられるかもしれないのでありがたいですね!
いずれにせよこちらの補助金をもらうには自治体の保育園の申し込みが必要となるので、どんな形でも就労が基本的な要件になるでしょう。
詳しくはお住まいの自治体でご確認ください!

保育園の入園については、自治体や年度によっても多少変わってくるので、まずはお住まいの地域を調べてみてくださいね。また、ママさんDrに共有したい情報などありましたら、是非お知らせください♪
なお、前回の記事でお知らせしたリサーチ方法以外にも、検索ワードに自治体名を入れて調べると意外とヒットします。また、分からないことがあれば、自治体の保育課に聞くのが一番正確です。匿名でも聞けますよ。ネットでたまに入園についての虎の門的な怪しい情報教材がヒットしちゃいますが、こちらは決して購入しないようご注意くださいね!
