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こんなママは認可保育園「じゃないほうがいい」かも!

秋が深まると保活も佳境に入ってきます。お受験や知育等を目的としない場合は、保活は認可保育園を優先されるママも多いかもしれませんが、こんなケースだと認証保育園のほうがひょっとしたら良いかもしれません。

例えば世帯収入が高いご家庭。

認可保育園の保育料は住民税の支払額に応じて金額が変わってきます。自ずと世帯収入が高い(住民税の支払いが多い)ご家庭は保育料も高くなります。3才からは保育料は無料になりますが、0~2才で預ける場合には、費用の確認をおすすめします。

ちなみに、都内某区の保育料で見ると、世帯収入2,000万程度で認可保育園の保育料は76,000円です。

認証保育園で同程度の保育料を支払った場合、週5日12時間以上の保育が可能になります。このケースだと、保育時間が週5日12時間未満だと、認証保育園のほうが費用が安くなります。(認証保育園の保育料は園によっても異なります)

某23区内の認可保育料金表(途中の階層は省略しています)こちらの区では保育料の2人目半額が認証保育所の利用時にも同程度の助成金が発生します。
同区内の某認証保育園の利用料金表

認証に通園させた実績があると、認可保育園に入る時に加点がつく自治体が多いので、あえて認証に通園させて途中から認可に変えるのも有りだと思います。

その他に認可以外がいいかもしれない例としては、2人目が早く欲しいと考えているママ。もしくはすでに妊娠中のママ。認可保育園は育休中の場合は短時間利用(9時~16時など)しかできないケースがありえます。

それでも十分だと思うママや、親御さんなど頼れる人が近くにいる場合は問題ありませんが、短時間保育だとパパが送迎に全く参加できないケースが考えられ、生後1.2ヶ月の赤ちゃんを連れて保育園へお迎えにいくことになります。

その点、認証保育園は時間契約です。これまでと同じペースでの通園が可能になります。(園によっても異なる可能性がありますので、ご確認ください)。なお、育休中は収入が落ちますが、それが認可保育園の保育料に反映されるのは来年度以降です。

それから、少し話が逸れますが、認可保育園在園中で育産休などにより短時間保育になったママさんは、保育料の変更届の申し出をお忘れなく!標準保育料より1~2割程安くなります。

あと、保育園の雰囲気や指導方針なども重視されるママは、認可保育園でも公立より私立のほうが良いかもしれません。

それは、公立の場合は職員の移動が多かれ少なかれ新年度ごとにあるからです。認可保育園の入園後1年で園長が変わるなんてことは普通にあります。その点は、私立は離職等はあっても移動はないので安心かもしれません。

どういう保育園が合うかはご家庭によっても違うと思いますが、認可だからor認証だから絶対に良いということは無いと思います。ママやお子さんの笑顔が1つでも増えそうな保育園をチョイスできると最高ですね!