さて前回は子育ての大変さや楽になる事、年齢別に取り上げてきました。ここからは一歳の誕生日以降です。
仕事の復職を考える人も増えてくると思いますので、世代に合わせた働き方についても考えていきます。
前回の記事はこちらから↓↓
<1歳〜3歳>
動ける範囲も増えて、言葉も少しずつ出てきたり、ご飯もベビーフードから大人に近いものが食べられるようになります。
言葉が出るとはいえ、まだまだ拙いので、自分の思いが伝えられそうで伝わらない、理解してあげられないもどかしさをお互い感じることもあります。通園が始まる方は母子分離の壁も感じるかもしれません。
ただ、お互いに成長のチャンス!と思って割り切って、園の先生達にお任せしましょう。
泣く日があったり、機嫌がいい日があったり、お天気のようにコロコロ変わる子供の主張も、普段頑張っていて、そして、ママやパパが好きで離れたくない証拠です。
子供と過ごす時間は長さより密度と思っているので(そう考えないと働けない…)、一緒に過ごせる時間を楽しむ事にしましょう。
実はこの時代、保育園の存在があれば安心して働けるのが事実です。
幼稚園や小学校は早帰り、長期休み、弁当、などなど問題山積ですが、保育園は就労要件を満たしていれば、育休中などを除き、決まった時間で、お盆と年末年始以外預かってくださいます。
場合により延長も可能です。
生活の場ですので、+αの教育的なところはあまりないかもしれませんが、季節の制作をしてくださったり、お散歩、あれば園庭遊び、行事など十分に設定されている場合が多いです。
また、同世代の子供と交えて過ごすので、社会性は身に付きますし、年齢を追うと、手の洗い方、トイトレ、お着替え、お箸…生活習慣の習得にも役立ちます。
もちろん園任せではなく、先生方と協力して進めていくものです。
<3歳〜未就学>
この時期になると、言葉や友達関係も広がり、意見や主張が出てくる一方で、排泄、食事が自立してくるため、お出かけなどがしやすくなります。
小学校受験をするならこの頃から教室通いや準備が始まります。
公立小進学でも、周りがなんとなくひらがなや公文をやり始めて、水泳などに通い始めたり。
スクール、お稽古、幼稚園、保育施設、かなりの選択肢が出てきます。
もし保育園から離れるのであれば、働き方を変える必要があるかもしれません。
保育園継続も全然問題なし、私も1人目はそうでした。早朝、給食、補食、延長…大人の都合をメインで考えると1番働けます。
ただ、まだまだママに甘えたいのは事実。お子さんがSOSサインを出していないかを見つつ、自分のキャリアとお子さんの教育と上手くバランスを取ることをお勧めします。
<小学生>
1人で通学ができるようになると、楽になります。帰りが遅かったり、最近は怖い事件も多いので、徒歩、バス、電車問わずGPS×キッズケータイがおすすめです。
教育方針や校則で携帯を持たせることが出来なければ、音声登録のできるGPSもあります。
「小1の壁」と言われてしまいますが、その通りです。
これだけ働くママが多くなった今ですが、初等教育現場は基本的に昔と同じ、放課後は帰るor学童、長期休みは休みor学童です。「学童に入らなかった」がトレンドになる程。
放課後問題と長期休み問題は常に働くママ達を悩ませています。
ただ、親を求めてくれる時期も限られていますので、思い切ってこのタイミングで家庭重視にシフトしてもいいかもしれません。
保護者会、参観、PTAなどなど、ふとしたことに参加が求められたりします。それらは強制ではなくても、子供の学校での様子や人間関係が垣間見えたり、すっかり忘れていた大事な情報をママ友から聞けたり、参加すると良いこともあります。
今まで時短勤務されていた方は、施設によって時短勤務が認められるのが3歳までや小学校入学までなどタイミングは様々なので、注意しましょう。
フルタイムの方がこのタイミングで時短にするのもありです。
私も長子の就学時に時短勤務に切り替えて、良かったと感じています。(それでもシッターさんに頼る部分もありますが…)
こういったお子さんの就学などの節目で、働き方を見直すことが出来ると良いですね。
以上、今まで私が体験してきた範囲で、子育てのこんなところが大変、楽になるまとめでした!
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